双子妊娠９ヶ月:赤ちゃんの成長記録⑨子宮縫縮術の抜糸

双子を妊娠中の赤ちゃんの成長の記録やママの体調の変化、気をつける事等双子を妊娠しているママに役立つ情報を紹介していきたいと思います。この記事は双子妊娠９ヶ月の記録です。妊娠９ヶ月では自宅近くの病院へ無事転院し、3５週でいよいよ出産準備で子宮縫縮術の抜糸を行います。お腹もグングン大きくなります。双子を妊娠したママ・ご家族へ、参考になれば幸いです。

双子妊娠９ヶ月：子宮縫縮術の抜糸

双子妊娠32週目で妊娠９ヶ月がスタートです。私のお腹の中にいる双子の赤ちゃんは順調に成長しお腹に何とか止まっていてくれていました。32週になると自宅近くの病院から出産の受け入れが可能ということで転院し入院生活を続けていました。そして呼吸機能が整うと言われている35週で子宮縫縮術の抜糸を行いました。しかし赤ちゃんがまだ少し小さいことと、小児科の入院数が多く受け入れ体制が整っていないことが理由で産むタイミングを見計らうべく点滴加療はその後も継続して行っていました。

◆３２〜35週までの経緯

32週 1日	自宅近くの病院へ転院糖尿病食・インシュリン注射開始
35週 3日	子宮縫縮術の抜糸子宮口3cm開大

３２週：自宅近くの病院へ転院

元々通っていた病院は32週から双子の出産を受け入れることが出来る病院だったので32週になってすぐに転院しました。この病院は双子の経膣分娩が出来る条件に「35週以上」が入っていたので「まずは35週までは保たせましょう」という目標で入院生活を続けてきました。

↓私が入院していた病院の経膣分娩の条件

３５週以上であること
推定体重2000g以上であること
1人目が頭位であること

３２週：糖尿病食・インシュリン注射開始

転院先の病院では血糖値に対する管理が厳しくなり、食事は糖尿病食へ変更、毎食前後、就寝前の全７回の血糖値測定、３回のインシュリン注射が始まりました。毎回チクっとする測定と注射は地味に嫌でした。食事は味が薄く量も少なめ、おやつもなく入院中の楽しみの食事が物足りないものとなっていきました。徐々に常に糖分を欲するようになり「ハンバーグが食べたい」「カステラが食べたい」等色々な美味しい食べ物が頭に浮かぶ日々で「産んだらすぐに食べるぞ！」とメモ帳に食べたいものリストを作って毎日食べる自分を想像していました。糖分カット生活、食べることが大好きな私はかなり辛かったです。

３５週：子宮縫縮術の抜糸

目標としていた35週になると、Drから「35週で子宮縫縮術の抜糸、36週で点滴抜去しましょう」と言われ、35週3日で抜糸を行いました。抜糸後子宮口３cm開大してしまい、その様子を見てDrが

「点滴は続けますが陣痛がいつ来てもおかしくない状態です。陣痛が来てしまったらもう産みましょう！」

と言ってくれました。その後も点滴により陣痛は来ることはありませんでした。子宮縫縮術のおかげでここまで保てていたんだと実感しました。

妊娠９ヶ月：双子赤ちゃんの様子

双子の妊娠９ヶ月になると1人は恥骨当たりに下がり頭囲が測定出来ずに体重は想定値になりました。ただでさえギューギュー詰めの中、上の子は元気で動きすぎてエコー写真が上手く撮れなくなりました。

◆９ヶ月の双子の体重

週数	双子①	双子②
32週	1629g	1592g
34週	18340g	1820ｇ
35週	1959g	1982g

順調に大きくなり元気に育っています。34週を過ぎれば産まれてしまっても自発呼吸が出来、問題ないことが多いので少し安心しました。目標の2000gまでもう少し！

ママの体調

↓32週・34週の双子妊娠のお腹

◆お腹が常に空く

糖尿病食であったので量が足りず、常にお腹が空いている状態でした。頭の中は常に「甘いもんくれー！！」「味が濃いもんくれー！！」とカロリーを欲している状態でした。分食で時々出てくるさつまいもが唯一の甘くて嬉しい食べ物でした。

◆寝苦しい

赤ちゃん２人合わせて3500〜4000グラムとなりお腹が突き出るように大きくなったので、寝ていてもお腹が重い為、楽な姿勢がなかなかありませんでした。クッションを使い少し横向きの状態が1番楽だったので毎晩同じ姿勢で寝ていました。

◆胎動が痛い

下に居た子は頭が恥骨にハマりあまり動けなかったのですが、上に居た子が元気で蹴りまくりで脇腹、肋骨にヒットし「痛！」となることが多々ありました。

◆腰痛・坐骨神経痛

お尻の痛みは継続してみられていましたが、あまり動かなかったのでそこまで苦ではなかったです。

◆お腹の張り

24時間点滴していましたが、34週に入るとお腹が大きくなった影響か、頻繁に張るようになったので点滴を増やす対応をしてもらいました。点滴の調整のおかげで何とかお腹に留めることが出来ました。

双子妊娠９ヶ月にやっておくこと

双子妊娠９ヶ月に入り、34週以降になると双子の場合出産となる方も増えてきます。33週までには全て買い揃え、部屋に赤ちゃんがそのまま来てもいいようにオムツ等小物も準備をしておきましょう。ママは入院している方が多いと思うのでパパ中心に準備をします。双子が産まれたらパパも家事・育児の中心人物です。自覚を持って準備しましょう。

赤ちゃん準備品を買い揃える
水通しをする

赤ちゃん準備品を買い揃える&水通しをする

すでに早めに準備している方はいると思いますがリミットは33週までです。のんびり夫婦もそれまでには部屋を必ず赤ちゃん仕様にセッティングしましょう。購入リストに挙げたものを買い揃え、おむつやおしり拭き等も袋から開けてセッティングします。

購入した洋服等は吸汗性を良くするために水通しをしておきましょう。

まとめ

双子妊娠９ヶ月の赤ちゃん・ママの状態を紹介しました。妊娠９ヶ月では双子赤ちゃんが産まれる家庭も多くいると思います。産後はゆっくり買い物など出来ないので産前にしっかり準備しておきましょう。次回の妊娠10ヶ月の記事は「36週ついに点滴抜去、双子を経膣出産」です。そんな記事を書いています。是非見てみて下さい！

◆双子妊娠９ヶ月のポイントおさらい