双子妊娠8ヶ月:赤ちゃんの成長記録⑧再入院

双子を妊娠中の赤ちゃんの成長の記録やママの体調の変化、気をつける事等双子を妊娠しているママに役立つ情報を紹介していきたいと思います。この記事は双子妊娠8ヶ月の記録です。妊娠8ヶ月では自宅退院後の生活が2週間、そして子宮頸管が再び短くなってしまい8ヶ月後半には再入院となってしまいました。入院している方が安心かも、、と思ってしまった1ヶ月間です。双子を妊娠したママ・ご家族へ、参考になれば幸いです。

双子妊娠8ヶ月:不安な自宅生活からの再入院

双子妊娠28週目で妊娠8ヶ月がスタートです。妊娠7ヶ月で子宮縫縮術を受け、まずは目標としていた28週目で自宅退院が出来ました。しかし安静のため、夫と長男は引き続き義実家で暮らし私は1人自宅アパートで横になる日々、お腹が強く張ることもあり不安な日々を過ごしました。そして2週間後には子宮頸管が再び短くなり再入院となってしまいました。

◆退院・再入院の経緯

28週
1日
自宅退院
一人暮らしで安静生活
29週受診
30週受診
子宮頸管0.5cmで再入院
妊娠糖尿病発症
24時間点滴開始

自宅生活

私はアパートへ帰った後も動かなくて良いようにレトルト食品やお惣菜を買い込み、ひたすら横になってTVや動画を見てひきこもる日々でした。お風呂は2日に1回、掃除はもちろんしない、洗濯は3日に1回程度でした。それでもお腹が張っていたので「今産まれてしまったら」「病院は45キロ先・・・」ととても不安な日々でした。週末には長男が来てくれたもののお腹が更に張るので嬉しさ半分不安半分でした。日々、お腹の張る頻度が増えていきました。

再入院

A病院への受診は週に1回ありました。退院後すぐの受診では子宮頸管長は保たれていて経過良好でしたが、2週間後には医師から

「子宮頸管長が0.5cmです。再入院が必要で、産まれるまで入院になると思います」

と言われました。「入院」と聞いて私はホッとしました。前は自宅に帰りたがっていたのに、実際に帰ってみると早産の恐怖が常に付きまとう日々で疲れてしまっていました。この時に「出産まで入院生活を頑張るぞ」と気持ちに踏ん切りがついたと思います。そこから24時間点滴が再び始まりました。

妊娠8ヶ月双子赤ちゃんの様子

双子の妊娠8ヶ月(30週)の双子のエコー写真です。1人は恥骨当たりに下がってきてしまっていて頭囲が測定できなくなっていてエコー写真に上手く映らなくなってしまいました。写真は上にいる子の顔です。

◆8ヶ月の双子の体重

週数双子①双子②
28週1032g1047g
30週1338g1311g

平均体重と大差なく成長してくれています。30週の頃の赤ちゃんはキャベツくらいの大きさと言われています。自分のお腹にキャベツが2個入っていると思うと信じられませんでした。

ママの体調

28〜29週:自宅生活

◆お腹の張り

自宅生活では張り止め薬を4回内服し、横になり安静にしていましたが、張りは感じていました。強い張りを感じることもあり不安な毎日でした。

◆腰痛・坐骨神経痛

右のお尻の痛みは継続してみられていました。ほとんど動くことはなかったのですが、寝起きの際に「ピキーン!」という痛みがお尻に走るのでゆっくり慎重に動作を行なっていました。

◆重だるさ・倦怠感

29週頃より入院生活ではなかった身体の重だるさや倦怠感を感じるようになっていました。今思うと後に診断を受ける妊娠糖尿病の予兆だったのかもしれません。

30〜31週:入院

妊娠8ヶ月(30週)お腹の大きさ

◆妊娠糖尿病の発症

30週で尿糖(+)となり、検査を行なった所「妊娠糖尿病」の診断が下りました。ただ深刻なものではないとの判断で血糖値測定のみで食事療法やインシュリン注射はありませんでした。おやつも食べられていました。この後私は病院・医師によって糖尿病に対する治療方法が全然違うことを転院した後に知るのでした。。

◆圧迫感でご飯が食べられない

29週位には単胎児の臨月のお腹の大きさになります。赤ちゃんに胃を押し上げられ圧迫感でご飯が完食出来なくなってきました。そこで「分食」対応で、1日6食にしてもらい少しずつ栄養を摂取することになりました。

◆腰痛・坐骨神経痛

お尻の痛みは継続してみられていました。

◆お腹の張り

リトドリン24時間点滴となったのでお腹の張りは楽になり時々感じる程度になりました。

双子妊娠8ヶ月にやっておくこと

双子妊娠8ヶ月に入ると単胎児の臨月のお腹と同等になり、後半には臨月以上のパンパンのお腹になります。8ヶ月後半には旦那さんと協力して出産〜産後に向け準備を始める時期です。お腹が大きくなりすぎる双子ママの出産準備はネットが便利です。私は入院したこともあり全てネットを使用し出産〜産後の買い物をしました。双子妊娠8ヶ月では以下の事を行っておくと良いと思います。

  • 里帰り等周りの援助を乞う
  • 産後の体制を確認する
  • 赤ちゃんを迎える準備をする
  • 宅配やウォーターサーバーの契約

里帰り等周りの援助を乞う

産後夫婦だけで双子のお世話をするのは困難です。産後は思った以上に身体がボロボロで身体のそこら中に痛みが出る上に新生児2人のお世話は壮絶で1〜2ヶ月はまともに寝られません。里帰り出産の方は病院の方針によってタイミングは変わると思いますが、8ヶ月位の妊娠中にはお世話になっておいた方が良いです。これからお腹がもっと大きくなり動くことがやっとで家事はできません。産まれてくる赤ちゃんの為、ママの身体の為にも頼れる方がいる方は周りに甘えましょう。

産後の体制を確認する

双子の赤ちゃんは低体重やその他の理由で入院を経て退院する子が多いです。ですが毎日母乳を届けたり、世話をしに行ったりするため余裕があるわけではありません。私の場合、1人が2週間入院し、もう1人は私と一緒に退院したので、自宅では赤ちゃん1人のお世話をし、毎日搾乳を病院に届けに行く等忙しい日々でした。役割分担を夫や援助者と話しておくとスムーズです。もちろん産まれた後は全て話し合い通りにはいきませんがそれぞれが自分の役割をイメージしやすくなります。

  • 家事(炊事・洗濯・掃除)の担当
  • 夜の授乳の役割分担
  • 赤ちゃんの入浴の役割分担
  • 買い物はいつどうするのか

ちなみに義実家にお世話になった我が家はこんな感じ↓でした。

家事(炊事・洗濯・掃除)義母
日中の赤ちゃんの世話ママ
赤ちゃんの入浴
赤ちゃん・ママの洗濯
ママ
夜間の授乳ママ/パパ
長男の送迎パパ

赤ちゃんの世話は基本的に私がやり、夜の授乳は私は毎回起き、パパは起きれた時に補助をする形でした。

赤ちゃんを迎える準備をする

双子妊娠は9ヶ月の早産で産まれてくることが多いです。8ヶ月後半には部屋を片付けて(もちろん旦那さんが)、赤ちゃんグッズを揃え始めましょう。購入リストを作っている方は大きいものから買って部屋のレイアウトを考えましょう。おむつや入浴グッズ等小さい小物はもう少し後でも大丈夫ですが「やるときに一気に!」やってしまった方が産まれてからは赤ちゃんに全ての時間を使うので早めの準備でも良いかもしれません。

宅配・ウォーターサーバーの契約

妊娠中に宅配を使わなかったママも産後は使った方が絶対に良いです(里帰りする方は除く)。とにかく家事をする時間がありません。2年間は必要だと思います。お勧めは離乳食が豊富に揃っている生協の宅配です。

そしてウォーターサーバーは双子のミルク作りに必須です。双子ママは完全ミルク育児か混合育児がほとんどですが、ミルクを作る時間が地味に5〜10分とかかります。泣いてからミルクを作り始めると、作っている間の泣き声に精神的にやられます。少しでもストレスを軽減し、寝る時間を確保した方が良いので1年だけでも契約しておいた方が良いと思います。

まとめ

双子妊娠8ヶ月の赤ちゃん・ママの状態を紹介しました。妊娠8ヶ月後半からのお腹の大きさは未知数です。赤ちゃんがお腹に止まってくれるよう安静生活を心がけながら、産後の生活の準備を旦那さんと共に、周りに甘えながらしていきましょう。夫婦だけでは産後の生活はかなり大変です。次回の妊娠9ヶ月の記事は「35週ついに点滴抜去、双子を経膣出産」です。そんな記事を書いています。是非見てみて下さい!

◆双子妊娠8ヶ月のポイントおさらい

  • 里帰り等周りの援助を乞う
  • 産後の体制を確認する
  • 赤ちゃんを迎える準備をする
  • 宅配やウォーターサーバーの契約

双子妊娠9ヶ月:赤ちゃんの成長記録⑨子宮縫縮術の抜糸の記事へ

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