妊娠線はクリームだけでは防げない?知っておくべきお肌の構造

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「妊娠線予防はクリームを塗っているから安心!」と思っているあなた、それだけでは不十分かもしれないって知っていましたか?この記事ではその理由を肌の構造からわかりやすく解説していきます。

妊娠線予防と言えば保湿クリーム!でももしかしたらそれだけでは足りないかもしれません。。

妊娠線予防を行う上でお肌の構造やケアの知識を少し深めておくと、より効果的なケアを行うことが出来ますよ。できてしまうと一生消えないと言われる妊娠線をしっかり防いでいきましょう!

私は双子を含む3人の妊娠を経験しましたが、お肌の知識を知ることでより効果的に妊娠線を予防でき、双子妊娠でも助産師さんが感心するほど妊娠線を最小限に抑えることができました。妊娠線予防はクリームだけの予定だった•••と考えているママにこの記事が参考になってくれたら嬉しいです。

気づいていないママが多い中、これを知ることができればラッキーです!

この記事でわかること

  • 肌の構造
  • クリームはどこに効くのか
  • クリーム以外に必要なケア

是非読み進めてみてください。

妊娠線を防ぐにはクリームだけで良い?

妊娠線を防げた肌の綺麗な人のイメージ

妊娠線とは妊娠に伴いお腹や胸、お尻等が大きくなってくると肉割れのことをいいます。特にお腹でよく見られ、急な体重の変化に皮膚の伸張が追いつかず裂けてしまった状態です。 産後は年数をかけて目立たなくなるものの、完全に消えることはありません。

肌への保湿は皮膚の柔軟性を高める効果が期待できるため妊娠線予防として推奨されています。保湿をするための代表的なケア用品は「保湿クリーム」ですが、この保湿クリームはどこまで効果があるか知っていますか?

これを知ると「えーー?!効果はそれだけなの•••?」と思うかもしれません。

・お肌の構造

さっそく、肌の構造を説明していきます。皮膚は

「表皮」「真皮」「皮下組織」

という3層構造になっています。それぞれの組織が以下の役割を通して私たちを外部刺激から守ってくれています。

組織名(厚さ)特徴
表皮(0.2mm)1番表層にあり最も伸縮性が高い。外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなり、内部を保護する
真皮(2mm)表層から2層目にあり伸縮性に乏しい。コラーゲンやエスラチンなど肌の弾力成分を含む
皮下組織(2~9mm)表層から3番目にありクッションの役割や保温機能・エネルギー蓄える役割がある
妊娠線クリームの効果を説明するための皮膚の構造図

表皮は異物侵入を防ぐ役割も。これもクリームの効果と関わりがあるんです。

◆ちなみに妊娠線は•••

妊娠線は大きくなった赤ちゃんや増えた皮下脂肪に皮膚が押し上げられ、引き伸ばされて表皮の下の真皮・皮下組織が裂けてしまった状態です。表皮はひび割れが入ることがないため表面上は出血もみられません。

妊娠線の説明図

先ほど特徴で述べたように表皮は柔軟性が高いため妊娠による皮膚の伸縮にも順応できるんです。

妊娠線の詳しいメカニズムを知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

・妊娠線クリームの効果は?

肌の構造がわかったところで、一体保湿クリームはどこに効果があるのか?それは

表皮の角質層まで!!

なんです。

妊娠線クリームの効果

な、なんと0.2mmの薄さの表皮の中のさらに角質層までなんて少なすぎやしないか•••。

妊娠線予防のために一生懸命クリームを塗っても真皮には届いていないなんて少しショックをうけますよね。

◆角質層の役割とは•••

表皮の中でも一番外側にある「角質層」は死んだ細胞が10~20層にも連なってできており、肌の表面に留まっています。

角質層は刺激から守る役割や、細菌や紫外線からの防御、水やその他物質の体内への侵入を防ぐといった重要な役割を担っています。更に吸水性や保湿性に富んでいて私たちがいつも化粧水や美容液を塗って潤いを与えているのもこの角質層となります。

外部刺激から守るためにある角質層にいくらクリームを塗っても角質層以下には浸透しないということなんですね。

以下の図を見ても角質層は細胞の最終的に行きつく場所であることがわかります。

保湿クリームは表皮の角質層へ潤いを与えるためのケアであるということがわかっていただけたと思います。

◆角質層のケアはとても大事

ここまでを読んで「クリームの効果ってこれだけなんだ•••」とは思わないでください!角質層のケアはとても大事なんです。以下の図は健康な肌と乾燥肌の比較図です。

妊娠線クリームの知識①

角質層は吸水性と保湿性に優れた性質を持っています。角質層が潤いに満ちていると保湿効果が発揮でき、お肌の水分も保持され健康的に保つことができます。一方、角質層の潤いが足りていない場合、お肌の水分が失われ皮膚の弾力性が落ちてしまうため、妊娠線ができやすい要因となってしまいます。

角質層は0.2mmのとても薄い層なので乾燥や摩擦ですぐにボロボロになりやすいのでこまめなケアが必要です。

・真皮・皮下組織のケア

角質層のケアの大切さはわかっていただけたと思いますが、

「妊娠線って真皮と皮下組織にできるんじゃなかったけ?」

「真皮と皮下組織のケアはしなくていいの?」」

と思っている方もいると思います。その答えはもちろん、

その通り!!

です。真皮と皮下組織も健康的に保つには角質層の潤いももちろん大切ですが、直接のアプローチも重要となります。しかし、外側からのケアでは皮膚の深層部分には届かないため内側からのケアをしていく必要があります。そのケアは以下の4つです。

  • ルイボスティーを飲む
  • バランスの摂れた食事
  • 体重コントロール
  • 軽い運動

これらは肌に必要な栄養補給・新陳代謝を促すことや不要な皮下脂肪を増やさないなど、外側からはできないアプローチで皮膚を健康的にやわらかい肌に変えてくれます。

一見すると効果がわかりにくいのですが、赤ちゃんの成長にも良い影響ばかりなので一石二鳥でおすすめします。

ルイボスティを飲む

ルイボスティの効果のポイントは「抗糖化作用」。肌のハリを保つのは真皮にあるコラーゲン繊維とエラスチン繊維ですが、糖化はこれらの繊維の構造を破壊してしまう怖い生体反応です。ルイボスティは糖化を防ぎ、肌のハリを保つ役割をしてくれます。また、ミネラルバランスが豊富で体全体の細胞を活性化させ、皮膚のターンオーバーを整え、新しく柔らかい肌に生まれ変わるのを手助けしてくれます。

ノンカフェイン&鉄分豊富で妊婦さんにもぴったり!私は妊娠をきっかけにハマってしまい今でも家族みんなで愛飲しています。

・ルイボスティは他にも妊婦さんにとって嬉しい効果がたっぷりなんです♪

②バランスの摂れた食事

真皮で重要な役割をするコラーゲンの生成にはビタミンCと亜鉛が必要なため意識して取り入れると良いと思います。もちろんその他にも皮膚を作るには、動物性・植物性タンパク質、水分、適度な油分の補給が必要です。食べ過ぎは皮脂の分泌を増やしてしまうため、肌荒れを招きやすいといわれています。偏った食事はせず、朝ごはんはしっかり食べ、タンパク質、ビタミン、ミネラル等バランスの良い食事を心がけましょう。

ビタミンCは野菜・いも類、果物亜鉛は牡蠣・豚レバー・牛赤身肉・卵などに多く含まれます。作るのが大変な時にはnoshの宅食を組み合わせれば簡単で栄養もバッチリです。

③皮下脂肪を必要以上に増やさない

妊娠線予防には体重管理が大切です。赤ちゃんの成長のためにある程度の体重増加は必要です。しかし急激な体重増加や必要以上の体重増加は皮下脂肪を増やし皮膚に負担をかけます。妊娠糖尿病などのリスクも高めるので注意が必要です。

noshは糖質制限をしながらバランスの良い食事を提供してくれる便利な冷凍宅食です。美味しく体重コントロールが出来るのでおすすめです。

④散歩やストレッチ

運動は血行促進、ストレスの解消、睡眠の質の向上などの効果があるとされており、美肌にも重要な役割となっています。運動不足では老廃物の排出が滞る原因になってしまうため、妊婦さんはお腹に負担のかからない適度な運動も必要です。運動は肌の新陳代謝を向上させ柔らかく新しい肌にするだけでなく、体重コントロールやお産のための体力作りにも大切ですね。

オンラインで出来るマタニティヨガがとってもおすすめ。100円で1ヶ月お試し利用ができちゃいます!

以上、4つのことを意識して生活の中に取り込んでいくとお肌にもきっと良い効果が生まれてきます。

基本は規則正しく健康的な生活を送ることですね!私はルイボスティとヨガが個人的に好きでおすすめです。

●妊娠線についての関連記事はこちら●

・肌の構造がわかったら、次は「保湿の本当の意味」を知りましょう!

・私が妊娠線のでき始めに感じた症状を紹介!

・「妊娠線はできたらどうなる?」妊娠線の2年後の状態を公開!

妊娠線が出来たおなかを紹介しています。

・妊娠線が出来やすい人には特徴があるんです。あなたは当てはまりますか?

・妊娠線クリームといっても色々な種類や特徴があるんです!

・妊娠線クリームにニベアを使おうと思っている方はぜひ読んでみてください。

妊娠線用クリームとニベアの成分と使用感を比べてみました。

・私が愛用していた妊娠線クリームを紹介しています!

妊娠線にはクリームだけでは×【まとめ】

妊娠線にはクリームだけではダメな理由まとめ

ここでは肌の構造を中心に妊娠線クリームの効果やその他アプローチを紹介してきましたが、いかがでしたか?

妊娠線を防ぐ上で知っておいた方が良い肌の知識は、

  • 皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層になっている
  • 妊娠線が出来るのは真皮・皮下組織
  • 妊娠線クリームの効果は表皮まで

の3つです。妊娠線クリームも肌の保湿に大切なケアですが、その他真皮・皮下組織へのアプローチも併せてできるとより効果的に妊娠線を防ぐことができます。その他のアプローチ方法としては、

  • ルイボスティを飲む
  • 体重コントロール
  • 栄養管理
  • 軽い運動

の4つが挙げられます。

ぜひ妊娠線予防は外側からと内側からの両方をケアしてあげて皮膚の保湿力・柔軟性を高めてあげましょう。

妊娠中はストレスも抱えやすい時期なので楽しめる範囲でやりましょう!

肌にケアの効果が現れるまでには肌のターンオーバーを3回繰り返す必要があると言われています(約28日×3)。最短でも約3ヶ月はかかるので自分の無理のない範囲でできることをはじめてみるのが長く続けられるコツです。

ご自身の体調に合わせて出来ることから始めてみましょう!

皆様が無事妊娠線を最小限に防いで元気な赤ちゃんと会えますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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