安産祈願はいつやる?どうやる?安産祈願のキホンを紹介!

妊娠5ヶ月に入ると早めに行ったほうが良いのが安産祈願。安産祈願というものは知っているけど「どのタイミングで行けばいいの?」「服装は?」「祈祷料は?」などわからないことが多いと思います。この記事では安産祈願の日取りや祈祷料、服装などの基本的な知識と私の体験談を紹介しています。

双子の安産祈願の体験談をお話しします。

安産祈願は必ずやるべきものではありませんが、出産での母子安全を祈る大事な儀式です。そのため、行くべき日や服装、行く神社などある程度決まりがあります。スムーズに済ますためにも妊娠4ヶ月頃から準備をしておくと良いと思います。

安産祈願はやって後悔はありません!

私は長男、双子ともに5ヶ月に入ってすぐに安産祈願を行いました。当初は安産祈願をやろうか迷っていた私でしたが、お祈りをしてもらったことで安心感がありましたし、実際に2度とも無事に出産することが出来ました。安産祈願について知りたいママの参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること

  • 安産祈願の基礎知識(日取り・服装・費用)
  • 安産祈願の体験談(気をつけること)
  • 安産祈願の名所

是非読み進めてみてください。

安産祈願の基礎知識

安産祈願のイメージ写真

①何をするもの?

安産祈願とは、安定期に入った妊娠5か月頃に、母子ともに無事に出産できるよう神社でご祈祷をしてもらう風習のことです。 お参りする日は、戌の日(いぬのひ)が縁起が良く、大安が重なるとさらに良いといわれています。

多産で安産といわれる犬(戌)にあやかって戌の日が縁起が良いとされています。

◆安産祈願の簡単な流れ

  • 神社で受付をする
  • 御祈祷を受ける
  • 授与品(腹帯やお守り・お札など)を受け取る

儀式自体は簡単なものですので30分もあれば終わるところがほとんどです。

神社によっては授与品がない場合もあります。

②参拝だけでもいいの?

そもそも安産祈願は必ずするものではないので、参拝だけでも特に問題はありません。私の友人は近くの神社で参拝し、そこで安産のお守りを購入して身につけていた方もいます。私の場合はやらずに後悔をしたくなかったので安産祈願を行いましたが、夫婦間で話し合って決めて良いものだと思います。

双子で出産の不安が強かった私は安産祈願を行うことで安心につながりました。

③安産祈願はどこでやるの?

安産祈願で有名な神社もありますし(後述しています。)、近所の神社でも大丈夫です。ただ、神社によって安産祈願の予約方法や、祈祷料・準備物などが違ってくるので早めにHPや問い合わせをして確認しましょう。

ちなみに体調に不安のある方は代理での祈祷も大丈夫です。詳細はお願いする寺社に問い合わせてみましょう!

安産祈願をやると決めたら

安産祈願のイメージ写真

①日取りを決める

安産祈願は、妊娠5ヵ月目に入った最初の戌の日が良いとされていますが特に決まりはありません。しかし、人気のお寺や神社は戌の日、大安、日曜日は特に混雑するので注意が必要です。

出来れば日取りの良い日を選びたいものですが、疲労は体に負担がかかるので体調第一に選びましょう!

◆2022年 戌の日一覧

1月9(日)21(金)
2月2(水)14(月)26(土)
3月10(木)22(火)
4月3(日)大安15(金)大安27(水)大安
5月9(月)21(土)
6月2(木)14(火)26(日)
7月8(金)20(水)

2022年上半期の戌の日と大安が被る日は4月の3日間のみです。

②行くメンバー

特に決まりはないので夫婦だけで行く方が多いですが、親や義親と一緒に行く方もいます。上に子供がいる場合、親に見てもらえると助かりますね。

③持ち物

安産祈願では以下の3つは必ず持って行きましょう。

  • 腹帯
  • 祈祷料
  • 母子手帳

・お腹を守る役目を果たす腹帯は妊婦さんに身につける、または持参して一緒に御祈祷を受けます。

場所によっては、腹帯の指定があるので注意が必要です。

・祈祷料は明確な決まりはありませんが、最低限用意が必要です。神社やお寺のサイトに記載されていることもあるので、事前に調べましょう。

・母子手帳は妊婦さんがお出かけ時には肌身離さず持ってなければいけない必需品です。

④予算・祈祷料

祈祷料は気持ちなので明確な決まりはありませんが、5,000〜10,000円が一般的です。神社やお寺のサイトに記載されていることもあるので、事前に調べましょう。のし袋は紅白の蝶結びで、神社の場合は、表書きを「御初穂料」、お寺の場合は「御祈祷料」または「御布施」と書いておきます。

双子の場合でも祈祷料は通常と同じで大丈夫です。

⑤服装

服装は規定はありませんが、基本的に男性は黒か紺のスーツ、女性は落ち着いた色のワンピースが望ましいでしょう。

マタニティのフォーマルを選ぶならMilkteaの通販サイトが可愛くてオススメです。

デザイン・価格・機能性のバランスが良いブランドです。産後も長く使えます!

⑥お礼参り

お礼参りは、無事出産したことを神社にお礼を伝える風習です。安産祈願で頂いた腹帯やお守りなど初穂料を納めてお礼を伝えます。安産祈願と同じ神社にお願いする必要はないので、ママの都合に合わせたタイミング、場所で良いと思います。

お宮参りと一緒に済ましても大丈夫です!

安産祈願の体験談

安産祈願の妊婦のイメージ

私の双子の安産祈願の体験談を紹介します。

・行った日:

 私は戌の日に合わせて行きましたが、大安の日付には恵まれず仏滅の日に行きました。

・行った場所:

移動の負担を考えて近所にある大きな神社に行きました。安産で有名な神社ではありませんでしたが、安産祈願も行っているということでしたのでこだわりすぎずお願いすることにしました。

・参加メンバー:

軽く済ませたかったので、夫婦と長男で行きました。親・義親には安産祈願をやる報告もしませんでしたが、実親からは後日安産で有名な神社のお守りを貰いました。

・祈祷料:

祈祷料はHPを確認し、5,000円〜になっていたので5,000円にしました。双子である旨を受付時に一応伝えましたが、特に何も言われませんでした。

・服装:

私は先述したMilkteaのサイトで購入したマタニティーの黒いワンピースで臨みました。当日は安産祈願だけではなく、お宮参りや厄除けの方も同時に行っていましたが、他の方も男性はスーツ、女性は落ち着いたワンピースや着物(お宮参りかな?)を着ている方がほとんどでした。

・授与品:

腹帯とお守りを頂きました。腹帯はお腹が大きくなるにつれ付けにくくなっていったので、近くに保管しておくようにしました。

・その他:

私がお願いした神社は当日予約制でしたが、スムーズに受付を済ませることが出来ました。祈祷の作法はその都度、神主さんが教えてくださったので困ることはありませんでした。

ママにとって無理のない日付、メンバー、場所を選ぶことが1番重要ですよ!

・お礼参り

お礼参りはお宮参りと同じ神社で一緒に行いました。双子の産後1ヶ月は凄まじい生活でとても行ける状態ではなかったので生活が少し落ち着いた3ヶ月頃にお参りを行いました。

安産祈願の名所

せっかくの安産祈願なら「名所がいい!」と言う方もいると思います。ここでは各地の名所を紹介したいと思います。

①北海道神宮

大国魂神(おおくにたまのかみ)は安産の神としてもとても有名です。

②岩手県:盛岡八幡宮

岩手県で有名な神社です。盛岡八幡宮の摂社の梅宮神社が安産の神様として祀られています。

③東京:水天宮

日本で一番有名な子授け・安産祈願にご利益があると言われているお寺です。安産祈願の予約はできませんが、かなり混雑する人気の神社なので日付にこだわりすぎず御祈祷をお願いすると良いと思います。

④静岡県:正信院 産女観音

安産や子授けにご利益があるとして地元の人から愛されている神社です。

⑤兵庫県:中山寺

安産祈願の中山寺の写真

豊臣秀吉や明治天皇の生母が御授与を受けて子宝が誕生したことから、霊徳を高めて全国から子宝や安産を願う人が訪れるようになりました。

⑥香川県:香園寺

四国八十八か所巡りの六十一番霊場ともなっている神社です。

⑦福岡県:宇美八幡宮

樹齢二千年以上のくすの木「湯蓋の森」「衣掛の森」は、長い歴史と共に妊婦さんたちを見守ってきました。

全国各地に安産祈願に最適な神社がたくさんあります!自分の地域を調べてみましょう!

安産祈願【まとめ】

安産祈願の赤ちゃんとお母さんのイメージ写真

安産祈願は必ずしなくてはいけないものではないですが、やっておくとママが安心して妊娠生活・お産が出来るのでオススメです。

安産祈願は、

  • 日程:戌の日
  • 場所:安産祈願が出来る寺社
  • 行程:寺社で安産の祈祷をする
  • 持ち物:腹帯・祈祷料・母子手帳
  • 服装:フォーマル

が基本となりますが、お願いする寺社によって予約制であったり持ち物など決まりがある場合があるため、必ずサイトで確認して準備しましょう。

双子でも安産祈願の流れは変わりはないですが、何かあった時のために産院から近い寺社を選ぶと安心です。

また、出産後にはお礼参りを忘れずにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

読んでくださったママが安心出来る妊娠生活が送れますように・・・。

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