子宮頸管縫縮術術後の痛みはある?術後につらかった5つのこと

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「子宮頸管縫縮術術後って痛みはあるの?」と不安に思っている方に、この記事では子宮頸管縫縮術を経験した私が術後の痛みはどうだったのか、辛いことはあったのかお伝えしています。

手術を未経験の方が多いと思うので余計に不安で怖いですよね。

子宮頸管縫縮術を受ける前は「痛いのかな」「大丈夫かな」と不安がいっぱいになる方がほとんどだと思います。しかし術後の経過を前もって知っておくことで安心感につながります。

「全く何もわからない」状態より「少し知っている」状態の方が見通しがつきやすく頭の中も整理できます。

私は双子妊娠で切迫早産となり子宮頸管縫縮術を受けました。私自身も術前は不安でしょうがなかったので、私の経験がこれから子宮頸管縫縮術を受ける方の参考になってくれたら嬉しいです。。

この記事でわかること

  • 子宮頸管縫縮術の術後の痛みや張りについて
  • 術後つらかったこと

是非読み進めてみてください。

子宮頸管縫縮術術後の痛みは?

子宮頸管縫縮術術後の痛みのイメージ

子宮頸管縫縮術は子宮口を縛り早産を防止する治療です。手術方法として、局所麻酔で膣口を大きく広げて子宮口に触れる手術のため母体への負担が大きく手術前には不安を感じることが多々あると思います。特に「麻酔が切れた後って痛みがあるんじゃないの?」「膣を大きく広げられたら痛そう•••」など痛々しい様子が想像できてしまいますよね。

私は双子妊娠による切迫早産で子宮頸管1cmとなり妊娠24週のときに子宮頸管縫縮術(マクドナルド法)を行いました。術後の痛みについて術前に受けた医師からの説明や実際に手術後の痛みはどうだったのか?私の経験をさっそくお話ししていきます。

医師からの説明

子宮頸管縫縮術術後の痛みについて医師からの説明

私は子宮頸管縫縮術術後の痛みについて医師や看護師からは、

「術部の痛みはあまりないと思います。」

「ただ麻酔が切れたころに違和感がある方はいらっしゃいます。」

と痛みは感じない方が多いと教えてもらいました。子宮頸管縫縮術(マクドナルド法)は「切る手術」ではなく「縫い合わせる」手術であるので痛みを感じることは少ないそうです。ただ、膣口を広げて手術をするので広げられた後の違和感があったり手術の刺激で多少の出血はあったりするようです。

医師や看護師さんから他の経験者の方の話を聞くと安心できますね。

ただし、子宮頸管縫縮術でも「シロッカー法」の場合は切開をして縫合糸を通すので痛みがある可能性があるので要注意です。

・「マクドナルド法」と「シロッカー法」の違いを知りたい方はこちらの記事もどうぞ!

実際の痛みは?

子宮頸管縫縮術術後の痛みを感じるおなか

では実際に私がマクドナルド法による子宮頸管縫縮術の術後の痛みはどうだったのか?

私の場合は痛みは

ありませんでした

術後は麻酔が効いている為術部の感覚はなく、痛みを感じることはありませんでした。そして麻酔が切れ始める頃(6時間後位)にも痛みを感じることはなく、医師の説明にあった違和感もありませんでした

痛みの心配はする必要はありませんでした。

出血は?

そして痛みだけでなく、同時に気になる「出血」。医師からの術前で説明があったように少量の出血の可能性はあると言われていました。実際には手術後の出血は私の場合、

極少量のみ

でした。看護師さんからも「出血もほとんどないから大丈夫だね」と言ってもらえて安心しました。出血が多い場合には異変が起きている証拠ですので、看護師さんもしっかり確認してくれます。

出血もほとんどなく経過は順調に過ぎていきました。

おなかの張りは?

子宮頸管縫縮術術後の痛みを感じる女性

痛みと同じくらい心配な術後の「おなかの張り」。子宮頸管縫縮術術後のリスクとして低確率ですが早産が挙げられます。術後のおなかの張りが破水や陣痛を引き起こしてしまう要因の1つとなるので注意が必要です。

私の場合の術後の張りはどうだったのかというと、

ドクッドクッと波を打つような強い痛み

がありました。術後は麻酔によって下半身の感覚はありませんでしたが、波を打つようにおなかが強く締め付けられている感じはありました。術後はNST (ノンストレステスト)でおなかの張りの状態を観察・管理していましたが、波形が大きくウネウネしていておなかの張りの強さが確認できました。

先生たちは慣れた様子で「どうしても手術の後は張っちゃうね」と処置をしてくれていました。おなかの張りは感じましたが緊急性のない雰囲気だったので私も安心することができました。

2・3時間経つ頃に張りも落ち着いていったので早産の心配もなくなっていきました。

・術後の安静を乗り切るための「暇つぶし」を用意しておくのがおすすめです。

術後でつらかったこと6つ

私が子宮頸管縫縮術術後につらかったことは痛みでも張りでもありません。術後は「地味につらい」〜「とってもつらい」ことが6つあったので紹介したいと思います。

手術台での着替え

子宮頸管縫縮術術後の痛み以外につらかったこと①

1つ目は手術台での着替えです。術後は麻酔により下半身が動かないので看護師さんに手術着から病衣に変えてもらうんですが、やられっぱなしの恥ずかしさと言いますか、、色々なものも広い手術室の中であらわに•••恥ずかしがり屋の私は地味につらい。

着替えを誰かにやってもらうなんて経験がない分、小っ恥ずかしさがありますね。。

ウテメリンの副作用

子宮頸管縫縮術術後の痛み以外につらかったこと②

2つ目はウテメリンの副作用で身体中が火照ること•••!次項で説明していますが着圧ソックスやメドマーという機械を足につけていたのでさらに暑くて地味につらかったです。

術後のウテメリンの量は多量のため副作用もガツンときます。

着圧ソックス

子宮頸管縫縮術術後の痛み以外につらかったこと③

3つ目は着圧ソックスです。術後は麻酔により足が動かせず血流が悪くなり血栓ができる可能性があるので、それを防ぐために着圧ソックスを履きます。しかしウテメリンの副作用で火照った身体にさらにキツい靴下は暑かった•••。

感覚が戻ってくる頃には寝苦しくて眠れません。

メドマーのアラーム

子宮頸管縫縮術術後の痛み以外につらかったこと④

4つ目はメドマーのアラームです。着圧ソックスと同様に血栓予防のために術後は「メドマー」という足をマッサージする機械を翌朝まで装着します。これがまた暑くなる原因の上に、足から少しでもズレるとアラームが鳴り看護師さんが装着し直しにきます。そのため手術日の夜はアラームが鳴り響き全然寝ることができず•••つらかったです。

夜には結構足も動かせていたので「もうやらなくていいじゃん!」という感じでした。。

導尿カテーテル

子宮頸管縫縮術術後の痛み以外につらかったこと⑤

5つ目は導尿カテーテルです。術後は翌朝まで起き上がるのは禁止なので、導尿カテーテルという管につながれます。看護師さんが処理してくれるんですが、これも地味に嫌ですよね。また、「排便の場合はオムツで」と言われていたので「絶対にしたくない•••出さない!」という緊張感もありました。早くトイレに行きたい•••と思っていました。

翌朝カテーテルやメドマーを外してくれた瞬間は開放感で喜びいっぱいでした!

麻酔の後遺症

子宮頸管縫縮術術後の痛み以外につらかったこと⑥

6つ目は麻酔の後遺症による「頭痛」が1週間ほど続いたことです。頭を挙げるとガンガン頭を打たれるような痛みがあり起きていられず、ご飯も気持ち悪くなるので食べられませんでした。これは予想もしていないことでしたし、1週間も続いたので出口の見えないつらさに精神的にもまいってしまいました。

これが1番つらかったです。まさか麻酔の後遺症があるなんて思いも知りませんでした。

以上6つが子宮頸管縫縮術術後でつらかったことです。私のように痛みがなくても他に乗り越えなくてはいけない試練があるかもしれないので注意しておくと良いと思います。

・下記記事で手術日〜術後の流れを時系列に沿って紹介しています。流れを把握しておくと、何が行われていくのか理解できるので安心感につながります!

子宮頸管縫縮術術後の痛み【まとめ】

子宮頸管縫縮術術後の痛みについてのまとめ

子宮頸管縫縮術術後の痛みはどうだったのか?を中心に術後のおなかの張りやその他つらかったことをまとめてきましたが、参考になれたでしょうか?ここで今回の記事を簡単にまとめてみます。

子宮頸管縫縮術術後の痛みや出血・張りについて、マクドナルド法を行った私の場合は

  • 痛みはなし
  • 出血はごく少量
  • おなかの張りは強い

といった状態でした。シロッカー法は切開がある手術なので痛みや出血が多い可能性があるので注意が必要です。おなかの張りは術後は麻酔が効いていてわかりにくいですが、かなり強いとは思います。しかし点滴で張りをコントロールしたり、NSTでの張りのチェックをしたり、看護師さんがこまめに診てくれたり手厚いケアをしてくれるので安心して大丈夫です!

術後の痛みに関してはそこまで怖がる必要はないので安心してくださいね。

ただ、手術後に痛みなどはなかったものの、私なりにつらいと感じたことが6つありました。

  • 手術台の着替え
  • ウテメリンの副作用
  • 着圧ソックス
  • メドマーのアラーム
  • 導尿カテーテル
  • 麻酔の後遺症

病院の治療方針や本人の性格・体質により辛いと感じることは変わってくるとは思いますが、私の場合は特に麻酔の後遺症がつらく感じました。もしかしたら「こういうこともあるかも」と頭に入れておくと心の準備ができますし、前もってこういった症状について医師と相談ができるので良いと思います。

心配事は先生や看護師さんにどんどん質問しましょう!

退院できても油断禁物!気をつけないと再入院になりますよ•••。。

https://www.futagomama.blog/contents/

みなさんが無事に手術を終えて元気な赤ちゃんと出会えますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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