双子妊娠7ヶ月☆赤ちゃんの成長記録⑦切迫早産で緊急入院・手術

双子を妊娠中の赤ちゃんの成長の記録やママの体調の変化、気をつける事等双子を妊娠しているママに役立つ情報を紹介していきたいと思います。この記事は双子妊娠7ヶ月の記録です。妊娠7ヶ月では子宮頸管の短縮により緊急転院・入院・手術と怒涛の1ヶ月が始まります。妊娠期間中で1番不安な時期を過ごしました。双子を妊娠したママ・ご家族へ、参考になれば幸いです。

双子妊娠7ヶ月:切迫早産で入院・手術

双子妊娠24週目で妊娠7ヶ月がスタートです。私は24週目に検診を受け、子宮頸管が1cmで切迫早産と診断、その日のうちに大きな子ども病院へ転院しそのまま入院となりました。そしてその次の週には子宮頸管縫縮術を受けました。「今産まれてしまったら・・・」と不安の中、人生初の手術にも恐怖。ここから長い入院生活が始まります。

双子妊娠7ヶ月:赤ちゃんの様子

双子の妊娠7ヶ月の双子のエコー写真、ありませんでした。。だんだん大きくなってきて動き回るので上手くエコーに写らないようになってきました。

◆26週の双子の体重

双子①双子②
重さ782g790g

26週の平均体重900gと比べると小さめですが順調に大きく育ってくれています。

双子妊娠7ヶ月のママの体調

◆腰痛・坐骨神経痛

妊娠6ヶ月頃から腰痛はありましたが、徐々にお尻に痛みを感じるようになり歩き始めや寝る時等姿勢を変えるとお尻に刺すような痛みを感じました。骨盤ベルトをすることで骨盤が安定しお腹も支えてくれるので痛みが和らぎ動きやすくなりました。

◆息苦しい

妊娠6ヶ月の症状に引き続き、息苦しさを感じていました。しかし入院し基本ベッド上の生活で動くことが減った為、苦しさを感じることは自然と減っていきました。

◆お腹の張り

お腹の張りは頻繁で6ヶ月の頃より張り止めを内服していましたが張りは治る感じはなく不安は感じていました。家ではワンオペで長男の世話があったので休むわけにもいかず。不安は的中し子宮頸管はまさかの1cmになっていたのでした。

双子妊娠7ヶ月切迫早産による入院経過

◆入院・手術までの流れ

24週
3日
病院受診
子宮頸管1cmで切迫早産診断
転院・入院
24週
7日
子宮頸管縫縮術施行
2週間の術後管理
28週
1日
子宮頸管3cmへ回復
自宅退院

①24週1日:切迫早産診断

この日は受診後に仕事に行く予定でした。しかし内診をした医師に

「うーん、これは・・・子宮頸管が1cmしかなく、今産まれてもおかしくない状態です。」

と言われました。ここの病院では24週での早産の対応が出来ないとのことで大きな病院へと紹介状を貰い、私は気持ちも追いつかないまま45キロ離れたA子ども病院へ。

A子ども病院の医師にも即入院との診察を受け、そのまま入院となりました。

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24週(7日)子宮縫縮術施行

入院したその日に早産防止の為に子宮縫縮術の説明を受け、受けるか否かの判断を迫られました。医師より、

「手術を受けた場合は自宅退院が出来る可能性があるけど、手術を受けない場合は早産の可能性が高まることと、出産まで入院が必要です」

「まずは赤ちゃんの生存率が上がる28週を目標に頑張りましょう」

と言われ、早産防止の為と長男が心配で自宅に帰りたいとの思いから手術を受けることにしました。

入院から4日目局所麻酔で子宮縫縮術(マクドナルド法)を受けました

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③2週間の術後管理

術後、自宅に帰ることが出来るようにお腹の張りの状態を確認しながら段階を経て張り止めの点滴(リトドリン)を減らしていき飲み薬へ変更していきました。

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④28週1日自宅退院

そして28週目に退院許可が下り、子宮頸管は手術により3cmへ回復し自宅に帰ることが出来ました。

が、思い描いていた退院生活ではなく、ここからまた不安の始まりでした。そして束の間の自宅生活となります。

入院〜手術〜術後の詳細は他記事で紹介しています。良かったら見てみて下さい!

双子妊娠7ヶ月にやっておくこと

双子妊娠7ヶ月に入るとお腹が更に大きくなり26週からは産休に入る方がほとんどだと思います。自宅で安静に過ごせる時間が増え、産後のイメージ、準備がしやすい時期ではないでしょうか。時間があるからと歩き回っていてはいけません。産後の準備はネットを活用しましょう。私は入院したこともあり全てネットを使用し産後の買い物をしました。双子妊娠7ヶ月では以下の事を行っておくと金銭面・生活面で産前〜産後が安心です。

  • 産後の生活のイメージをする
  • 食生活を見直す
  • 高額療養制度について調べる
  • 緊急入院時について家族と話す
  • 宅配や通販を利用して買い物

産後の生活のイメージをする

双子がいる生活、今までも何となく考えてきたことはあると思います。この時期には本格的に産後の生活を想定し、必要なものは何か、考えてまとめておく良い時期に来ていると思います。双子妊娠はママのお腹が持たないこともあり8〜9ヶ月以降の早産と言われる時期で出産する方がほとんどです。7ヶ月で全て揃える必要はないと思いますが、購入リストを作っておくと後から便利です。双子は何でも2個必要で、兄弟での使い回しが出来ない分出費は2倍以上です。よく吟味することも必要ですが、パパ・ママが少しでも楽になる便利グッズは少しお金がかかっても用意しましょう。産後は本当に大変な生活です。。

食生活を見直す

双子妊娠では妊娠糖尿病や高血圧症候群のリスクが高まると言われています。食欲の赴くままに好きなものを食べていると発症リスクが高まるので注意しましょう。私は退院後の安静生活で動かない為に味噌汁やおかず、全てをインスタントや冷凍食品に頼っていた為、塩分が高く、栄養の偏った生活を2週間ほど送っていました。その後、すぐに妊娠糖尿病を発症してしまいました。毎日の血糖値測定、インシュリン注射は辛かったですし、何より甘いものは食べられないという食事制限がかなり辛かったです。そうならない為にも野菜の摂取や塩分を控えた食生活を意識すると良いと思います。

高額療養制度について調べる

双子妊娠は順調に妊娠生活が送れていたとしても最後の1〜2ヶ月は「管理入院」という形で病院で過ごす方がほとんどです。この頃にはお腹がとんでもなく大きいので日常生活は難しく入院していた方が安心です。それよりも前に切迫早産や妊娠糖尿病や高血圧で入院される方も少なくありません。入院費は公的制度を使用すれば1ヶ月決められた自己負担限度額(年齢・所得による)以上の医療費は国が払ってくれる仕組みがあります。入院してから病院側から教えてくれるとは思いますが、手続き等が必要なのであらかじめ知っておくとスムーズです。

緊急入院時について家族と話す

双子妊娠は緊急入院となることがあるので夫を中心に協力体制を整えておくことが必要です。

◆もし入院したら・・・

  • 入院費用は生活費・貯金から?
  • 義実家にお世話になる?
  • ご飯は?宅配・買う・作る?
  • 他の子供の送り迎えは誰?
  • 子供の世話で気をつけること

入院する前はママが中心となって家のことを回しているおうちが多いと思います。夫だけであれば良しとして、子供がいる場合は夫に伝えるべきことはたくさんあります。「何時に寝る」「TVの時間」「食事で気をつけること」「保育園の支度」等、「こんなことも知らないの?」と思う位夫は子供の世話についてあまり知りません(我が家だけでしょうか。。)入院することを想定して夫にノートにまとめてあげると助かると思います。我が家は急に入院となったのでバタバタでその都度連絡を取りましたが長男の就寝時間が22時になったり、、長男にも負担をかけた期間でした。義実家にお世話になったのですが挨拶をすることもなく急に夫と長男が押しかける形になったので申し訳なく義実家にも事前にお世話になる可能性があることを伝えておけば良かったなと思いました。

宅配・通販を利用して買い物

お腹が大きくなり身体に負担をかけると切迫早産のリスクが高まります。私は妊娠7ヶ月から約3ヶ月間入院となりましたが手術から出産日までほぼ続いた24時間点滴は辛い思い出です。なるべく避けるためにも双子を妊娠中のママには無理をしないで貰いたいです。お腹が大きくなり動くことが大変になり息苦しさを感じる頃だと思うので仕事や必要最低限の家の事以外は使えるものは使ってなるべく身体を休めましょう

まとめ

双子妊娠7ヶ月の赤ちゃん・ママの状態を紹介しました。妊娠7ヶ月はお腹が大きくなり腰痛、坐骨神経痛諸々の不調とともに、切迫早産や妊娠糖尿病、高血圧症のリスクが更に高まる時期です。順調にきているママは無理せず安静生活を送って頂き、私のように入院になってしまったママは辛くて不安な時間を過ごしていると思いますが何とかこの時期を乗り越えましょう。産後の生活をイメージしながら購入リストの作成も忘れずに!次回の妊娠8ヶ月の記事は「自宅に帰れても不安な日々、そして再入院」そんな記事を書いています。是非見てみて下さい!

◆双子妊娠7ヶ月のポイントおさらい

  • 産後の生活のイメージをする
  • 高額療養制度について調べる
  • 緊急入院時について家族と話す
  • 宅配や通販を利用して買い物

双子妊娠8ヶ月:赤ちゃんの成長記録⑧不安な自宅生活からの再入院の記事へ

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